2008-10-24 『天狼は宝珠に酔う』浅見茉莉 読んだ本 天狼は宝珠に酔う (ビーボーイノベルズ)作者: 浅見茉莉,朝南かつみ出版社/メーカー: リブレ出版発売日: 2008/10/17メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る HNLRシリーズ。4作書かれてるらしいけどノベルスは2冊目、私が読むのは3作目かな。面白かった。スペイン貴族の話の時も思ったけど、BL的にほぼ未開の地に踏み入っていくのが楽しい。今回は紀元前にまで遡り、匈奴と楼蘭が舞台だった。攻に漢ではなく匈奴を選んでくれたのがよかった。狼に例えられる野性的な王様がイイ。騎馬民族ってなんか憧れてしまう。エオルの家の子とか(笑)。人質で無理やりな始まりではあるけど、2人はまっすぐ歩み寄っていくので、国同士の関係に比べ恋愛面は穏やかなかんじ。匈奴と楼蘭の今後は大変だけど、2人が幸せならいいや。小bの後日談もラブラブでよかった。イラストも雰囲気によく合ってると思う。