『小説Dear+ アキ号』

小説 Dear+ (ディアプラス) 2008年 10月号 [雑誌]

小説 Dear+ (ディアプラス) 2008年 10月号 [雑誌]

 名倉和希/北村小梅「はじまりは窓でした。」
 久我有加/RURU「恋のとりこ」
 渡海奈穂/二宮悦巳「未熟な誘惑」
 榊花月/小山田あみ「わるい男 ビター・キャンディ」
 いつき朔夜/印東サク「おまえにUターン」
 西條カナメ/珠莉朱夏「最後の恋でありますように」
(ももいろヘヴン)
 うえだ真由/あさとえいり「勾留中のアステリアス」
(コミック)
 月本てらこ「性旬トロンプルヰユ」
 漆ぬり「ぼくだけみてて」
 窪スミコ「Solomon's」

 年に一度の特集号で、今回のテーマは「働く男 MEN@WORK」らしい。検事やデザイナーもいれば、窓拭き職人、防災屋、家電販売員と、多彩なかんじで面白かった。
 一番楽しめたのはいつきさんので、作業着で幼馴染みで十年愛なんて超好み。途中で、もしかして逆だったらどうしようと思ったけど、逆ではなかった。話は好きだけど、このタイトルはどうかと思った(笑)。それと痛いシーンが本当にイタタタタ!
 渡海さんのはちょっとクセのある話で、常務が可愛かった。受の性格はどうかと思うけど、作中で成長を見せたのはよかった。続きが読んでみたい。
 名倉さんのは、窓拭き職人くんが本当に出来た男で。課長にはもったいないくらいだけど、そんなに課長がいいっていうならしょうがない。
 窪さんのショートコミックがいつも可愛くて大好き。そのうちコミックになるといいな。

 苦手で読み飛ばしたものもあるけど、買って良かったと思える号だった。